YouTuberの生き様

カンタの生き様|過去の経歴まとめ

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「YouTube界のNHK」と呼ばれ中高生に絶大なる人気を誇る、水溜りボンドのカンタさんを取り上げていきます。

水溜りボンドの動画の主に企画・編集を担当するカンタさんがどうやってここまで上り詰めたのか知りたくないですか?

クイズです。

カンタさんはイキザマチャンネルでも紹介したある俳優が出演しているMV制作をします。その出演している人とは誰でしょう?

答えは動画・記事の中で!

プロフィール

名前: 佐藤マイケル寛太
出身:マレーシア・日本・アメリカ
生年月日: 1994年4月4日

章構成
  • 実は中学生からYouTuber
  • 毎日動画投稿する努力の天才
  • スターの証

【実は中学生からYouTuber】

カンタさんは1994年マレーシアで生まれます。

日本に帰国した後、幼稚園まで過ごしますが、小学生の頃はシカゴで過ごします。

小学生の頃は幼稚園から始めたという剣道をずっとやっており、その腕前はアメリカの剣道大会で連覇を成し遂げるほどの実力だったそうです。

特に面のスピードはとても早く、アメリカ人は太刀打ちできず、決勝戦も圧勝。

そして中学生の時に日本に帰国します。

カンタさんは、真面目で優等生だったそうです。
中学生の頃は学級委員も務めていました。

実はそんな中学生の頃から、動画の才能に目覚めていたんです。

というのも、中学2年生の時に「3年生を送る会」の催し物で、動画を制作したそうです。

その動画は、ギャグやダジャレを織り交ぜたしっかりとして企画で編集もきっちりされていて、中学生が作ったとは思えない申し分のない仕上がりでした。

その動画が好評で、その年からカンタさんがいた中学高では、「3年生を送る会」の催し物として動画制作の文化ができたそうです。

そんなカンタさんは自分の動画の才能にはまだ気づいておらず、中学・高校ではバスケットボール部に所属し、部長を務めるほど熱中していたそうです。

部活が忙しすぎて、YouTuberになることは微塵も思っていなかったと話しています。

学生時代はとても真面目だったので、女の子にも、下ネタにも興味がなかったそうです。

そんな真面目なカンタさんが一度だけ下ネタを言ったことがあると、友人が話していました。

カンタさんが初めて下ネタを言った時、友達にこう言ったそうです。

「人生で初めて下ネタ言うわ」

そして、その次の瞬間に発したのは、下ネタではなく、、、
オナラをしただけでした。

この話を聞くだけでも彼がどれだけ真面目だったのかがわかりますね。

そんなカンタさんはYouTuberになる前は、お笑いに興味を持っていました。

高校生の頃からお笑いに興味を持ち始め、相方を探していたそうですが、相手を探す場所が、なんとネット上でした。

ネット上で相方を募集し、実際に候補が見つかり、メールで複数回やりとりをして会ったそうです。

しかし、その人とは合わないと感じ、コンビを組むことはありませんでした。

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今ここです!
彼は中学生の頃からYouTuberの才能を持っているのに、本人は気づかずにお笑いに興味を持ちます。しかし、それが運命の人と巡り合わせるのでした。では、続きにいきましょう!

【毎日動画投稿する努力の天才】

高校卒業後は、東京の大学へ進学。

大学で、相方のトミーさんと出会うことになります。

2人の出会いは大学のお笑いサークルでした。

しかし、当時は二人とも相方がいる状態だったのと、違う学部だったこともあり、接点が少なく、すぐにコンビ結成とはなりませんでした。

ただ、そこへ早くもコンビを結成する機会が訪れます。

あるイベントでトミーさんの相方が不在の時がありました。
その時に代役を務めたのが、カンタさんだったのです。
実は、それが結成のきっかけとなり、その後コンビを組むことになります。

コンビを組んだカンタさんとトミーさんはお笑いの才能を早くも発揮し、2014年にはキングオブコントの準々決勝まで進出するほどの実力です。

カンタさんは大学で映像関連の学部に入っていたそうで、お笑いをやりながら、映像にも興味があり、両方ともやっていきたいという願望を持っていました。

そして、カンタさんが何気なくYouTubeを観ていた時に

「YouTuberを目指すのもありなんじゃないか」

と思ったそうです。

「動画配信ならライブ会場まで来てもらわずにネタを気軽に観てもらえる」

そんなこと思い、トミーさんに提案します。

その提案にトミーさんも魅力を感じ、YouTubeを開始。

当時はYouTuberといえば、ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんなど1人で活動している方がほとんどでした。

それを見て、2人でやれば他のYouTuberと差別化できると思ったそうで、2人でYouTubeをやることを決意します。

さらに、カンタさんは

「YouTuberとしてやっていくなら、大学に通わせてくれている両親に職業として認めてもらわないといけない」

と思ったそうで、大学生のうちに結果を出すことを目標にし、YouTuberとして本格始動します。

そして、二人で話し合った結果、今のスタイルである「毎日20時に必ず投稿する」ことをルールにするのでした。

でも実は、当時は週4回の投稿などの案もあったそうです。

しかし、その頃のYouTuberは毎日動画をあげるのが当たり前だったため、新人の自分たちがそれではいけないと思い、毎日投稿することになったと語っています。

2014年時点でYouTubeチャンネルを開設はしていますが、本格的に動画投稿を開始したのは、2015年1月1日からです。

動画投稿開始当初はすぐには結果が出なかったそうです。

しかし、たった数ヶ月で彼らに転機が訪れます。

それが2015年の3月に投稿した「逆メントスコーラで大惨事」という動画です。

他のYouTuberがやっていた、コーラにメントスを入れるという動画の逆をする企画で、これが見事に大ヒットし「水溜りボンド」の知名度が急上昇します。

それから、順調にチャンネル登録者数が増えていき、動画を投稿してから8ヶ月後には、チャンネル登録者数が1万人超えを果たします。

さらに2015年11月にUUUM NETWORKからUUUMに移籍するなど、YouTuberとしての活躍が限りなく近いレールに乗り、勢いを緩めることなく快進撃を続けるのです。

その証拠に、オルタナチャンネルさんや、フィッシャーズさん、まいめんチャンネルさんなどとコラボをしており、活発に活動していきます。

そして、毎日投稿を怠らない努力と積極的な活動が実り、UUUMビデオアワード2015年では最優秀新人賞を獲得します。

その作品が、水溜りボンドという名を広げた「逆メントスコーラで大惨事」でした。

この頃にはチャンネル登録者数も10万人を超えており、この賞をきっかけにチャンネル登録者数が増えるスピードも増していきます。

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YouTubeを開始する時に決意した、大学生の間に結果を出すという目標をこの時点で達成しています。目標を達成したカンタさんはここからどんな人生を歩むのでしょうか?

2016年には、サブチャンネルの「水溜りボンドの日常」を開設し、メインチャンネルの毎日の動画投稿にサブチャンネルの動画などで、多忙を極めていきます。

しかし日々の積み重ねは裏切ることなく、2016年4月にはメインチャンネルがチャンネル登録者数50万人、サブチャンネルが10万人を達成します。

この年も様々な方とコラボをしており、僕も小さい頃よく見ていたワクワクさんやYouTuberのヒカルさん、マホトさん、でんじろう先生のお弟子さんなどYouTuber以外の方ともコラボをし、活動の幅を広げていきます。

そして、2016年9月に、カンタさんの動画制作スキルや企画力、トミーさんとの結束力が重なり、YouTuberとしての1つの目標であるYouTubeチャンネル登録者数が100万人を達成します。

動画の内容自体も、ファンからは

「音量を気にしなくても見ることができる」

という声があるほど見やすく楽しめる動画で、視聴者からは安心感のあるYouTuberとして期待されていることがわかります。

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毎日コツコツ積み重ねる努力は他の人には真似できない1つの才能です。それも動画の企画から編集を担当するカンタさんのYouTubeに賭ける尋常ならぬ想いの現れですね。

しかしここで、水溜りボンドにある出来事が起こります。

それは炎上。

彼らにとっては、予期せぬ出来事でした。

なぜ炎上したかというと、YouTubeに投稿した「ノートにフリクションで文字を書いたものをレンジでチンすると、文字が消え、何度でも使えるようになるのでは?」動画が原因でした。

その動画を観た小学生が真似してしまうのです。

ただ小学生は熱で文字が消えるフリクションペンではなく、鉛筆を使っての実験をしてしまいます。

鉛筆が可燃性であったことや加熱時間が長過ぎたことが原因でノートが真っ黒になり家事寸前になった、という事件でした。

小学生の親が経緯を知り、注意喚起を起こし、ネットニュースなどをはじめ、さまざまメディアに取り上げられる自体になったのです。

そこで、2人はサブチャンネルにて謝罪動画を投稿します。

カンタさんはこの件に関して、

「たくさんの人に見られるようになって、自分たちに注意が足りなかった。」

と、とても反省していました。

さらに注意を重ね、言葉の選び方まで気をつけると言っています。

真面目な彼だからこそ、とても落ち込んだはずです。

それはその動画からすごく伝わってきます。

その一件以来、水溜りボンドには目立った炎上はありません。

ここまでの人気を誇りながらも、炎上がこの動画だけというのはすごいですね。

実はカンタさんは毎日走っているそうです

何か目標を決めるというので、東京フルマラソンに挑戦することを決意します。

当日は走っている様子を動画に残してくれているのですが、途中で携帯を落として画面が割れ、凹んでいるシーンもありました。

そのフルマラソンでは、前半はスムーズでしたが、後半は体力の消費と共に足がつるハプニングもあります。

しかし、その苦しさを乗り越え、4時間49分で無事完走を果たします。

今ここです。炎上という想像しなかった出来事もありましたが、彼らのファンは離れることはありませんでした。

【スターの証】

彼らの活躍の場はYouTubeやイベントだけに留まらず、なんと長年続くあの「世にも奇妙な物語」にも出演が決定します。

経緯としては、動画投稿当初から都市伝説など世にも奇妙な物語についての動画をアップしていました。

するとトミーさんに番組側から

「じゃあ、今度一緒にどうですか」
とオファーあったそうです。

カンタさんはこの出演に関して、

「今回、世にも奇妙な物語とこのように関わらせて頂けたことが本当に嬉しいです。YouTubeを始めたときには、こうやってコラボレーションをすることは想像つきませんでした。チャンネル開設1年目から人気で大好きな都市伝説シリーズが、このような形になったことを、当時の自分たちに教えてあげたいです」

と言っています。

これも毎日投稿することや、炎上動画がほぼないという良いイメージであるからこその快挙でしょう。

この年、カンタさんはとても忙しい年になります。

シンガーソングライターの室井雅也さんの「ヒロインは君で」のミュージックビデオの監督を務めることになります。

YouTuberとして、動画クリエイターとして、活躍するカンタさんですが、このミュージックビデオ制作にはかなり苦労したそうです。

というのも、YouTubeの動画とミュージックビデオの作り方は全く違うようで、引き受けたものの途中で作るのがイヤになった瞬間があったのだとか。

さらに撮影時も普段のYouTube撮影とは違い、機材から衣装までも確認を迫られ、未経験のことばかりで戸惑うことばかりだったそうです。

ただ、真面目で動画に対する熱い気持ちを持っているカンタさんは、この動画制作でまた新しいことが経験できてよかったと前向きに話していました。

そもそもなぜ、カンタさんがこのミュージックビデオの制作に関わることになったかといえば、YouTubeをやる前に室井さんと出会っていて、連絡先を知っていたそうです。

そこで室井さんが2枚目の「トーキー」という曲のミュージックビデオを彼に見せた時に、

「いつか機会があったらMVを撮らせてくれ」

と返信をしていたそうです。

そして、室井さんがカンタさんにお願いしたという経緯です

そんなカンタさんが作った室井さんのMVもぜひご覧ください。

さらに、次はイキザマチャンネルでも紹介したイケメン俳優の吉沢亮さんが出た、岸洋佑さんのMVの制作も手掛けます。

カンタさんは、このM Vの制作について、

「綺麗な映像、作られた加工での美しさが増えた一方で昔のザラついた撮り直しがきかないものにこそ映る一瞬のリアルさは忘れてはいけないし、大切なものがそこにある、そんな想いで今回のミュージックビデオを制作しました。」

と、コメントしています。

YouTube動画の編集者ではなく、動画クリエイターとしての実力の高さも感じられますね。

また彼は毎日の動画投稿・イベント出演など忙しいスケジュールでありながら、毎日ジョギングをし、健康に気遣った生活をしていることで、

「WELLNESS AWARD OF THE YEAR 2019」のプロフェッショナル部門の特別賞に選ばれます。

WELLNESS AWARDは心身共に健康でロールモデルとなる人物や心身の健康をサポートしている企業・自治体などを表彰しているものです。

この賞をもらった時にカンタさんは、

「走ることの重要性、身体的に良い状態でないと楽しいものを作れないと思うので、30歳とか40歳とかになっても見てくれる人のために良いものを作りたい。健康に意識を向けていきたい」

と言っています。

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YouTube以外の活動の多かったこの年は、彼にとって、さらに成長につながった1年だったのは間違いありません。

そんなカンタさんに悲劇が起こります。

それは相方トミーさんが過労で倒れてしまうのです。

幕張メッセでのイベントで当日リハーサルを終え、本番数時間前にトミーさんは倒れて救急車で運ばれてしまいます。

理由は過労に加え、ストレスによるものだったそうです。

イベントを中止にする話もあったそうですが、トミーさんの根性でイベントを決行。

そのイベントは無事終えることができ、トミーさんも大事には至らなかったそうです。

カンタさんは本当にトミーさんを心配し、イベント中止の方向で考えていましたが、最後はトミーさんの強い意志を尊重。

この判断ができるのも、お互いを信じ合っているからこそできることでしょう。

しかし、その一件がお互いのプライベートや仕事、友達としての関係性を見直すきっかけとなり、2016年3月からの同居生活を解消し、お互い別々の家で住むことを決めます。

そして、2019年12月31日付で、約4年間の同居生活を終えるのです。

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ハプニングはあるものの、毎日投稿をずっと続けているのはすごいですよね。

2020年に入ってからは、オールナイトニッポンのパーソナリティを務めることにもなります。

カンタさんはこの大抜擢について、

「僕らずっとラジオが好きで、やりたいという話をずっとしていたので」

と長年の夢が叶ったことを喜んでいました。

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オールナイトニッポンといえば、大物芸能人がするイメージだったので、そこに抜擢されるといのは、スターの証でしょう。

そんな彼らは2020年6月22日には毎日動画投稿を始めて、記念すべき2000目を迎えます。

彼はその記念の動画の中で毎日動画投稿については、

「YouTubeの動画投稿をすることが、本当に楽しくて、楽しいから続けられている。」

「めちゃくちゃ好きなことは無限に続けられるということが証明できた」

「楽しいから、やめる理由がない」

と言っています。

編集も楽しい、企画も楽しい、そして何よりも二人でずっと撮り続けてこれたことへの達成感を感じていました。

さらにこれからも毎日動画を続けることへの意欲を見せていました。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

芸能人の方がYouTubeに参入し、YouTube自体もライバルが多い中、カンタさんは危機感を感じながらも、自分たちのやってきたこと、そして経験から得た実力に揺るがない自信を持っています。

それが、カンタさんの強みであり、水溜りボンドが人気である1つの要素なのでしょう。

毎日の動画投稿は続けられるところまで続けてほしいですね。

イキザマチャンネルの糸山がお送りしました。

参考URL