YouTuberの生き様

禁断ボーイズの生き様|過去の経歴まとめ

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本日は「元祖過激系YouTuber」として人気を博した「禁断ボーイズ」を取り上げていきます。

彼らのデビュー秘話や黄金時代から暗黒時代までの道筋を詳しく知りたくないですか?

ここでクイズです。

当時YouTube界を賑わせていた最強グループ「ネクストステージ」のメンバーを繋げ合わせたのは禁断ボーイズのとある人物です。

一体その人は誰でしょう?

プロフィール

名前:禁断ボーイズ

チャンネル開設日:2015年3月22日

所属事務所:無所属

章構成
  • メンバーとの出会い
  • 輝かしい黄金時代
  • 暗黒時代への転落

【メンバーとの出会い】

禁断ボーイズは

・いっくん

・モーリーさん

・メサイアさん

・田中さん

の4人からなるグループYouTuberです。

2015年3月22日に、リーダーであるいっくんとモーリーさんの2人で結成され、当初は「近代ボーイズ」という名で活動していました。

ちなみに近代ボーイズという名は、当時メンバーが通っていた大学「近畿大学」の略である「近大」が由来しているそうです。

そして、その在校していた近畿大学の「落語研究サークル」で後のメンバーとなるメサイアさんと出会います。

メサイアさんはサークルの自己紹介のときに、プリキュアのダンスを披露。

そして、それをみたいっくんが「自分が気持ち悪いオタクだということをこんなに面白く表現できるやつは見たことがない!」と思い、メサイアさんを近代ボーイズに誘い3人での活動が始まります。

彼らが一番最初に出した動画は「ミルクキャンディーを電子レンジに入れて加熱すると普通のミルクに戻るのか?」という動画です。

彼らのお馴染みのセリフ「Let’s do it」や使われている「BGM」も今とほとんど変わらず、動画投稿当初からグループのキャラ立ちが完成されてる気がしますね。

そして当時YouTubeで普及していなかった「過激な動画」を次々と投稿し、早い内から人気を集めていきます。

危険が伴うことや下ネタ企画は当たり前で、この頃から「過激なYouTuber」というイメージが定着しました。

そんな過激な動画でYouTubeを賑わせていた彼らですが、ここで初めてとも言える炎上が訪れてしまいます。

近代ボーイズが投稿した「【「徹底検証!】学ランを着た成人が交番の前でタバコを吸っていたら警察は注意するのか!?」という動画が大きな問題となりました。

動画は削除済み

この動画の内容は、メサイアさんが制服の格好をしたまま交番の前でタバコを吸うとどうなるのか?という検証企画です。

企画としては面白い内容ですが、警察に迷惑をかけていることから、コメント欄では賛否両論の声が集まりました。

そして、この動画がきっかけで警察は学校側に連絡をすることに。

その結果彼らが所属していた「落研サークル」の活動休止処分が下されてしまったそうです。

そんなサークル活動休止期間中の2016年4月14に、近代ボーイズから重要なお知らせ動画が投稿されました。

なんと、3人はYouTuberとして成功するために通っていた大学を辞めることを決断したのです。

そして動画編集を学ぶために、映像系の専門学校に入学を決めたことも報告しました。

まだYouTuberというものが世間から認められていなかった時期でもあったので、視聴者からは

・大学をやめるのはもったいない

・将来どうするつもりなのか

・お金を払っている親を悲しませるな

という様な冷たい声も多数寄せられました。

しかしリーダーであるいっくんは、そういった視聴者の声に対して

僕はいい大学を出て大企業に就職して幸せな家庭を持って安定した収入を得て老後生活を楽しむといった生活が幸せだとは思えないので、大学やめるなとか、ちゃんと働けとか、親が可哀想とか、皆様の価値観を押し付けないでださい。

親に関しては腐った目をしてやりたくもない仕事を安定した収入を得るためにやる僕の姿を見るよりも輝いた目で自分のやりたいことを全力でやっている姿を見たいと思いますし、そもそも1回きりの自分の人生なので親とか世間体よりも心の底から自分のやりたいことを優先するのが僕の生き方です。

と、コメント。

自分たちの好きなことや目標に向かって突き進むためのこの「決断力」普通の人には中々できないことですよね。

強い意志を持っていた、いっくんがリーダーであったからこそ、メサイアさんとモーリーさんも学校を辞めて付いてきたんだと思います。

そして彼らは学校を辞めたタイミングで、心機一転活動するためにグループ名の「近代ボーイズ」を「禁断ボーイズ」に変え、新たなスタートを切りました

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今ここです!
学業を捨てYouTuberとしての道を歩んだ禁断ボーイズに新たなメンバーが加わります。

それが金髪ヘアーがトレードマークの「田中」さんです。

田中さんは禁断ボーイズに入る前は、「バカスTV」というグループで活動をしていましたが、メンバーの脱退があり解散してしまいます。

バカスTVはチャンネル削除済み

そして田中さんは、バカスTVの解散で

・新しいメンバーを入れる

・ソロでやっていく

・YouTubeの活動を辞める

の3択を真剣に考えていたそうです。

そんな悩みに悩んでいる時期に、いっくんから禁断ボーイズに誘われます。

いっくんが田中さんを禁断ボーイズに入れた決め手は、彼の「企画力」にあります。

田中さんは禁断ボーイズに入る前に、たった1週間で約30個を超える動画の企画をいっくんに提案していたそうです。

そういった彼の才能が禁断ボーイズのメンバーにも認められ、グループへの加入が決まりました。

そんな田中さんが企画した一発目の動画はコチラです。

この動画は「見知らぬお婆さんとプリクラを一緒に撮るまで帰れない」という企画です。

加入当初は厳しい声を浴びせられていた田中さんですが、この動画がきっかけで彼の企画力や面白さが視聴者に認められ始めました。

そして田中さんが加入した約1ヶ月後に、禁断ボーイズのチャンネル登録者数が10万人を突破します。

4人揃った禁断ボーイズは、ここから大物YouTuberとのコラボが実現し一気に知名度が加速していきます。

【輝かしい黄金時代】

2016年の夏頃から他のYouTuberとのコラボ動画を次々と投稿していきます。

YouTuberが好きな人なら一度は聞いたことあるであろう

・ヒカルさん

・ラファエルさん

・デカキンさん

・KOHEYさん

・ふくれなさん

・STスタジオ

とのコラボが実現。

投稿する動画はどれも100万再生を超える程の人気を集めました。

さらに彼らの「過激さ」も勢いは止まりません。

・女子高生とのデート中に何回キッスしたらバレるの?

・公園で居ないのにミュウツー出たって叫んでたら激似のフリーザ様が出てきて公園大パニックになった

・知らないヤンキーにドロップキックしたら喧嘩寸前になった。

そして、今は消されていますが多くの再生回数を記録した「スク水刑事シリーズ」などのネタ動画を次々と投稿していき、チャンネル登録者数が10万人を突破した数カ月後には、早々と30万人を達成します

8月のチャンネル登録者数の増加数は、同じグループYouTuberで絶大な人気を誇っていた「フィッシャーズ」を超え、日本2位の記録を更新。

瞬く間にトップYouTuberの仲間入りを果たしたと言えるでしょう。

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今ここです!
2016年の9月にはチャンネル登録者数が50万人を突破。ここで視聴者を驚かすような重大発表がありました。

なんと彼らは今まで属していなかった、YouTubeの事務所に入ることを決めたのです。

その事務所は当時あまり知名度のなかった「VAZ」

そしてイキザマchでも取り上げた「ヒカル」さんがVAZの中に設立した「ネクストステージ」というグループに所属することが決まりました。

ネクストステージ、通称ネクステはヒカルさんを筆頭に

・ラファエルさん

・禁断ボーイズ

そして後々

・怪盗ピンキーさん

・かすさん

がメンバー入りを果たします。

ちなみにネクステにラファエルさんとピンキーさんが加入したきっかけは田中さんの存在が大きかったそうです。

2人の面白さにいち早く気づいていた田中さんは、当時まったく繋がりがなかったヒカルさんに、ラファエルさんとピンキーさんを紹介しネクステメンバーに推薦しました。

そして個性的なメンツの揃ったネクステは、ここから飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を起こし始めます。

メンバーそれぞれでの活動はもちろんですが、ネクステが結成されてからはグループ内でのコラボ動画が頻繁にあがるようになりました。

当時あがっていた禁断ボーイズの人気コラボ動画を紹介しますと

・大富豪ヒカルに「1000万くれ」と言ったら圧倒的器の大きさを見せつけられ禁断の夏が始まった

・モーリーがラファエルの素顔を流出させてしまった件について

・メサイア、ピンキー妹のリコーダー舐める。【ドッキリ】

と言ったタイトルを聞いただけでも面白そうな動画があります。

こういったコラボ動画はどれもミリオン再生を超す大反響を呼び、ネクステメンバー全員の動画の視聴回数やチャンネル登録者数を飛躍的に伸ばしていきます。

そして2017年の3月には遂に禁断ボーイズのチャンネル登録者数が100万人を突破しました。

100万人達成に対し、リーダーのいっくんは

「リスナーさん、メンバー、家族、事務所及びYouTube関係者の皆さんの支えのおかげでここまで来れました。

自分のやりたい事を貫いてよかったなと思います!本当にありがとうございます!」

と、視聴者に感謝を述べると共に、今までの行動は間違っていなかったと改めて再認識しました。

さらに100万人を超えてからも彼らの勢いは止まることを知りません。

2017年の夏はまさに「禁断ボーイズの時代」です。

2017年8月1日~8月14日に投稿された禁断ボーイズの動画の平均視聴回数が184万回と、日本にあるチャンネルの中で「3位」という輝かしい記録を更新。

ちなみに、この記録はネクステメンバーの中でも断トツの1位です。

さらにチャンネル登録者の増減数も日本にある全チャンネル中の中で「3位」という素晴らしい記録を獲得しました。

また8月30日には、大阪にある「京セラドーム」で開催される「関西コレクション」に出演することが決まりました。

今までにない新たな活動に期待しているファンも多く、まさにこの時期が禁断ボーイズの全盛期と言えるでしょう。

テーブル, シャツ, 横たわる が含まれている画像

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最も勢いがあるYouTuberグループとして注目を浴びている禁断ボーイズ、誰がどう見ても順風満帆なレールを走ってますね。

しかし、ここで思いもよらない大事件が起きてしまいます。

【暗黒時代への転落】

人気急上昇中の禁断ボーイズ含むネクステメンバーが、大炎上を起こしてしまいます。

それがテレビでも頻繁に取り上げられた「VALU騒動」です。

詳しい事件の詳細は割愛しますが、この騒動で予想以上に炎上が拡大し、8月に予定していた関コレはもちろん他のイベントも次々と中止になりました。

そして、この騒動を受けて9月4日から禁断ボーイズは活動を休止。

所属していたネクステは解散に至りました。

リーダーであるいっくんはTwitterで、ファンの人らに謝罪をし一度都会から離れ自分のしたいことは何なのかを考え直すとツイート。

禁断ボーイズの黄金時代は1年という短い期間で終わってしまったのです。

それから数カ月がたった11月2日に、禁断ボーイズは活動再開することを動画で発表しました。

その動画は現在消されていますが、VALUに参加した経緯について語っており、チャンネル登録者数や動画の再生回数ばかりに目が向いていたそうで、視聴者を楽しませるような動画を投稿できていなかったと話しています。

この復活に視聴者からは、賛否の声が上がり、動画には多くの低評価が付きました。

そして活動再開後の禁断ボーイズは、昔の様な過激な動画は一切なくなり、メンバーのトレンドカラーでもある派手な髪型も封印。

悪い意味で「禁断らしさ」がなくなってしまった彼らの動画は、どんどんと再生回数が低下していき低迷期に陥ってしまいます。

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思うように動画が伸びない禁断ボーイズは、それでも動画投稿を続けていきます。

2018年になり元ネクステのメンバーである、ヒカルさんやラファエルさんが徐々に人気を取り戻してきたのに対し、禁断ボーイズの低迷期はまだまだ続きます。

全盛期の頃は簡単に100万再生を記録していた彼らですが、活動復活後は10万再生をいけばまだ良い方。

ほとんどの動画が数万再生止まりで視聴者の目にすら止まることはありませんでした。

視聴者が禁断ボーイズに求めるのは、やはり「過激さ」です。

その過激さが無くなった彼らの動画には、パンチがなく、動画を出すたびにチャンネル登録者数が減っていきました。

そして田中さんがこの現状を変えようと昔のような過激な企画を発案しますが、リーダーであるいっくんは、それを飲み込むことはなかったそうです。

ちなみにこの禁断ボーイズの現状に対し、元ネクステメンバーのヒカルさんは落ち目になったときにプライドが邪魔して人の力を借りたくないってなっちゃう人多い。

プライドより大事なものがあると気づいてほしい。

と、動画で禁断ボーイズに苦言の言葉を発しました。

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一緒に動画に出ていたラファエルさんも

ほんまに楽しんでやってる感がない

目が笑ってない

と、視聴者も思っていたであろう当時の禁断ボーイズの印象を語りました。

ヒカルさんとラファエルさんが発言した言葉は厳しい意見に聞こえますが、この2人は決して禁断ボーイズを批判しているわけではありません。

禁断ボーイズが「オワコン」と言われている現状からどうやったら戻れるのかを真面目に分析し、動画では「もっと自分たちを利用してくれたらいいのに」と心に秘めた言葉も発言していました。

VALU騒動から見事な復活を果たしたヒカルさんだからこそ、発する言葉に強い説得力が感じられますね。

そんなオワコン呼ばわりされていた禁断ボーイズですが、2018年の12月あたりから復活の兆しが見え始めます。

活動再開当初は自宅の室内での撮影が多かったですが、この辺りから外に繰り出しロケを行うことが増えてきました。

そして一般人の方を巻き込んだ動画が再生されはじめ、チャンネル登録者数も少しづつ戻りつつあります。

さらに、このタイミングでかつて戦友として一緒に活動していた「あの方々」と再会することに。

それはVALU騒動で約2年間連絡を閉ざしていた、ネクステメンバーのヒカルさんです。

VALU騒動をきっかけで距離を離していた彼らですが、時間が経った今だからこそ言える話を動画で熱く語っています。

そして視聴者が気になるネクステ復活の話題になると、いっくんは

「ヒカルさんが大きすぎるからこそ、そしてその存在を超えたいからこそ、今は自分たちの力で頑張りたい。

いますぐネクストステージを復活したいとは思わない」

と話していました。

ネクステ復活は実現しませんでしたが、後日ヒカルさん、ラファエルさん、そしてピンキーさんのチャンネルで同日同時刻にコラボ動画が公開され、多くの視聴者を沸かせました。

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ネクステメンバーとのコラボもあり徐々に人気を高めていきます。

2020年になり活動休止以来封印していた伝説の企画がついに復活します。

それは禁断ボーイズの爆発的人気を誇る企画「スク水刑事」シリーズです。

スク水刑事の最新動画が投稿され多くの視聴者から注目を浴び

・ずっと待ってた

・久々だなこの感じ

・全盛期の勢いが出てる

と、彼らのスタイルを待ちわびていた視聴者のコメントが多数寄せられました。

現在この動画は約70万再生と全盛期と比較すると低い数値ですが、現状の禁断ボーイズからしたら手応えのある記録でしょう。

そんな勢いづいた彼らは、2020年の6月24日に、「禁断ボーイズは日本一のYouTuberになります。」という動画を公開します。

動画のタイトル通り、YouTuberとして日本一をとることを4人それぞれが決意表明をしています。

昔インタビューで話していましたが、禁断ボーイズが掲げている、日本一のYouTuberとは「名実共に」です。

YouTuberの顔として様々なテレビやメディアに出演している「ヒカキン」さんのポジションに上り詰めて、チャンネル登録者も日本一になることが彼らの最終目標になります。

少しずつオリジナリティ溢れる「禁断ボーイズスタイル」が戻ってきた彼らは果たして、過去以上の人気を集めることはできるのでしょうか。

YouTubeに「過激さ」「破天荒さ」を吹き込んだ関西のグループYouTuberこれからの活動に注目が集まります。

【最後に】

禁断ボーイズのイキザマはいかがでしたでしょうか?

過激なネタや演出が目立っているYouTuberですが、仲間意識の強いところも売りのグループだと思います。

様々な炎上を経験し、1人もかけることなく4人揃って続けることは簡単そうに見えて実は難しいものです。

日本一のYouTuberになることを決意表明し、熱量が高まっている彼らの今後について、どんな展開になるのか楽しみですね。

(問題の答え:田中さん)

これからも有名YouTuberや芸能人を取り上げていくのでチャンネル登録お願いします。

イキザマchの糸山がお送りしました。

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